花燃ゆ 第１４話 豆知識３４ 梅田雲浜 月照 西郷隆盛

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第１４話の主な出来事
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朝廷が『勅諚』を水戸藩に送る(1858年8月8日)
井伊大老が倒幕派の弾圧を指示(1858年9月8日)
久坂玄瑞　京より江戸に逃げ帰る
吉田松陰　老中間山の暗殺を計画
　　　　　野山獄に再投獄(1859年1月29日)
松下村塾　藩命により閉塾

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『花燃ゆ』主人公：杉文（井上真央）
　第１４話での年齢もうすぐ１６歳
（1843年）3月1日生まれ
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いよいよ安政の大獄が始まりました。

梅田雲浜と久坂玄瑞が京で面会している時に、幕
府役人が梅田雲浜を捉えますが、これは、布石で
すよね。

吉田松陰は、この後幕府の命で、江戸に移送され
るのですが、その理由の一つに梅田雲浜と松陰が
通じていたというのがあります。

その為の番組上の布石でしょう。

梅田雲浜は、尊皇攘夷派の先鋒的存在で、幕府に
激しい批判を繰り返していた。

安政の大獄では、２人目の捕縛者とされている。

1859年10月9日に獄中で病死しています。
コレラの説もあるそうです。

この頃は、まだ、会津藩は静かなものだった。
藩としての諜報活動はしていたでしょうけど。

新選組の登場は、まだまだ先です。

薩摩藩は、安政の大獄の被害を受けています。

安政の大獄の火種の一つとされる将軍跡目争いで
負けた一橋派の薩摩は、跡目争いで画策役を担っ

た西郷隆盛は京を追われる身となる。

そんな折に西郷が師と慕う薩摩藩主の斉彬公が急
死し、西郷は自刄を決意するが、清水寺成就院の

住職月照に諌められ、亡き斉彬公の意思を継ぐ者
として生きることを決意し薩摩に戻る。

月照にも、安政の大獄の責めが迫り、月照を薩摩
に匿う事を画策した西郷だったが、意は叶わず藩

から拒絶させられてしまった。

行き場を失った、西郷と月照は鹿児島県錦江湾の
竜ヶ水沖で海に入水自殺を図った。



竜ヶ水駅付近から望む桜島
だが、西郷だけは何の因果か生命を長らえる事と
なる。（月照はこの時亡くなった）

1858年12月20日のことである。

この事が、後の西郷の決断を左右する事になる。

『花燃ゆ』第１４話の裏ではこんな事も起きてい
たのです。

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