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花燃ゆ 第33話 豆知識50 椋梨藤太ら更迭 [花燃ゆ]

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第33話の主な出来事
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椋梨藤太ら更迭(1865年2月)
美和 興丸の守役となる

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『花燃ゆ』主人公:杉文(井上真央)
 第33話での年齢22歳
(1843年)3月1日生まれ
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これから先は、美和に絞って話を進めれば良いように思えるが、次回は、坂本龍馬が登場し薩長同盟を描くようですね。
サラッと、流しても良いように思えますが、明治維新長州に正義有りとしたいのでしょうか?

昨日は、終戦記念日でしたね。


ということで、攘夷について考えてみたいと思います。

攘夷:諸外国からの驚異に討ち向かう。
簡単に言えばこう言うことでしょうか?

自衛の為に、戦うという事ですね。
結果としては、明治維新では、攘夷は行われなかった訳ですよね。
諸外国とは、武力闘争しなかったのですからね。
下関戦争がありましたが、国家としての戦いではなかったですからね。

明治維新では、尊皇攘夷を御旗にして薩長が立ち上がって新しい時代を築いた。
尊皇攘夷、薩長万歳が明治維新となってしまっているように思えます。

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果たして、吉田松陰を始めとする維新志士たちは、諸外国と戦う事を目指していたのでしょうか?

私は、諸外国との戦争は望んでいなかったと思います。
戦えば、圧倒的な兵力の差で日本は滅亡することは解っていた筈です。

やるとしても、最初の脅かしだけで、直ぐに、講和に持込優位に立とうとするだけでしょう。

太平洋戦争時の山本五十六の考えのようにです。


現代では、攘夷という言葉だけをひとり歩きさせ、諸外国と戦うことが、正しい自衛手段であるかのようになってしまっているのではないでしょうか。

花燃ゆでは、吉田松陰は諸外国と戦わなければいけないと主張しているように描かれていますが、本当なのでしょうか?
松陰であれば、兵力分析が出来ている筈です。
だから、日本国家としての体制が整えてから開国すべきだ。と主張していただけのように思えるのです。
松陰は、日本国家の体制を急ぎ作るために、攘夷という言葉を利用しただけなのではないだろうかと思います。

当時の江戸幕府に、もっと統治能力があり、国家的動きが取れる状態であったなら、明治維新はなかったでしょう。
その代わりに、戦争に突入していたかも知れません。
あるいは、平和的に開国していたかも知れません。

今となっては、明治維新が正解だったと思うしかありません。
でないと、今の自分を否定することに成りかねないからです。

だからといって、現代社会において、攘夷思想が必要だとは全く思えません。

今必要なのは、百年、千年後の世界がどうなっていてほしいかを、みんなが考える事です。

決して、いま驚異があるからといって、その驚異に対抗することではないと思います。

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