花燃ゆ 第４２話 豆知識５８ 群馬県令始動、松陰の脇差

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第４２話の主な出来事
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楫取素彦：群馬県令始動
阿久沢権蔵登場
星野長太郎登場
星野領一郎登場

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『花燃ゆ』主人公：杉文（井上真央）
　第４０話での年齢２９歳
（1843年）3月1日生まれ
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第４２話：13.0%
年間平均：11.97%



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群馬編から、また脚本家が変更になったそうです。
ま、仕方ないかもね。

阿久沢権蔵(江守徹)が登場しました。
この人物は、実在の人物であったかは、少し調べる必要があります。
簡単に、資料が出てこないところを見ると、モデルになるような人はいるが、敢えてドラマに併せた人物に書き換えている可能性が高いかと思われる。

楫取が、これから行う事を考えると、地元の有力者の協力が不可欠ですからね。
阿久沢権蔵のような人物を登場させておいた方が、ドラマ的には進行し易いかも知れません。

県職の課長が、副業とは面白いですよね。
県議会議員が副業というのは、現代もありますが、職員ではありませんね。

当時の県職員は、城勤めの役人がそのまま職員になっていると思われますが、飛脚業の阿久沢氏が、県職員になることが出来たのでしょうか？



明治５，６年の設定ですが、幕府制度の終りから間もない時。
人々は、まだまだ武家時代の習慣が抜けてはいない。

そんな頃の県令ですから、一般人からしたら殿様と同じでしょうね。
美和たちを出迎える場面も、実際はもっと凄かったのでしょうね。

祝いの品も、美和が一人で返せるような量や大きさではなかったでしょう。


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星野兄弟は、実在の人物ですね。
弟の領一郎は、アメリカに渡り横浜生糸会社を起こし成功します。
松陰の脇差が、アメリカに渡ったのは事実です。
現在はカルフォルニア在住の新井領蔵氏によって保管されているそうです。

アメリカに渡った経緯は、星野領一郎の孫娘であるハル・ライシャワー著「絹と武士」に書かれています。
ハル・ライシャワーの夫は、ジョン・F・ケネディ大統領からの大使就任要請を受け1961年（昭和36年）から1966年（昭和41年）まで、駐日アメリカ大使を務めたエドウィン・O・ライシャワー氏です。
「日本生まれのアメリカ大使」として日本人の妻ハルとともに日本国民から人気を博す。

「絹と武士」は、新刊本はなく中古でも手に入りにくい状況となっております。



楫取が「持ち帰った資料を読むので、後でお茶を頼む」と美和にいう場面がありましたが、その時、姉寿が奥から見ていました。

その目が、意味ありげな眼差しでしたね。



姉寿が、亡くなる場面で、楫取の後添えになるように告げるのでしょうか？
それとも、ヤキモチでのいざこざが起きるのでしょうか？

美和は、"二夫に交えず"という事で、暫く再婚を拒んだそうです。
再婚を決意させたのは、母の薦めによるとされています。



群馬編の入口をみた感じでは、これからは、見慣れた時代劇風の展開となっていくのではないでしょうか。

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